院長コラム

2019.05.17

イネ科花粉症

GWが終わってイネ科花粉の飛散が始まっています。スギは4月初旬にヒノキは4月下旬に飛散終了しています。まだ花粉症の症状がある方はイネ科花粉症の症状かもしれません。GW以降水のような鼻水・くしゃみ・のどのかゆみ・目のかゆみを感じていて診断がついていない方は一度血液検査を受けて確定させてください。カモガヤ・オオアワガエリという植物がイネ科植物の代表で花粉が淀川河川敷周辺で主に飛散します。飛散範囲は500mくらいといわれています。できるだけ近づかないようにすることも大切です。避けられない場合は薬の服用になります。
スギ・ヒノキ花粉症の舌下免疫療法は花粉の飛散が終わりましたので、スギ舌下錠「シダキュア」による治療が始まっています。今までシダトレンを継続していた方、今年の症状に懲りて新たに始める方も普通の薬と違い初回は普通の診察枠でないところで行いますので一度受付まで連絡をください。自動予約で予約は取らないでください。初回服用から維持量になるまで副作用の監視が必要なため3回の診察が必要です。特に重大な副作用があるわけではありませんので、ぜひチャレンジしていただきたいと思っています。錠剤になって室温管理でよく、中身も増量されてかなり効果があると思います。ご希望の方は早めに受付まで連絡をください。