補聴器を続けて良かった!“聞こえる”ことの喜びをもう一度

補聴器LP

このようなお困りごと
ございませんか?

ドアのチャイム音など自分だけ気づかないドアのチャイム音など自分だけ気づかない
聞こえたふりをしてしまう聞こえたふりをしてしまう
騒音の多い職場や遊び場で過ごすことが多い騒音の多い職場や遊び場で過ごすことが多い
聞き返すことが多くなった聞き返すことが多くなった
院長先生院長先生

このようなお困りごと・お悩みがある方は、森口耳鼻咽喉科にご相談ください。
何もせずに聞こえが良くなる、ということはありません。
最初は抵抗があるかもしれませんが、現在は補聴器も小型化が進み、性能も向上しています。
また、聞こえにくさの裏に何か耳の病気が潜んでいる可能性もあります。
まずは「なぜ聞こえにくいのか」をしっかり調べ、補聴器の使用を含めた対策を一緒に考えていきましょう。

聞こえる脳に変える!?
『難聴の脳』を
『聞こえる脳』に
変えることが大切

難聴の期間が長くなるほど、脳は音による刺激が少ない環境に慣れてしまいます。
この状態で補聴器によって通常の音量を伝えてしまうと、脳は「うるさい」と感じて、適切な聞きとりができません。
そこで、長く刺激の少ない状態に慣れてしまった『難聴の脳』を、『聞こえる脳』へと変えることが必要になるのです。

正常な聞こえの脳

脳に伝わる電気が強い状態

難聴の脳

脳に伝わる電気が弱い状態
じゃあ、どうやったら聞こえる脳に変えれるんでしょうか…?じゃあ、どうやったら聞こえる脳に変えれるんでしょうか…?
まずは聞こえる脳のトレーニングが必要ですまずは聞こえる脳のトレーニングが必要です

聞こえる脳のトレーニング
7割程度の音量から
徐々に音量を上げる

トレーニングを山登りに例えると…

トレーニングでは、補聴器を用いて、7割程度の音量で聞きとれる状態を作ります。
このことで、徐々に脳が音による刺激が多い環境に慣れていき、「うるさい」と感じることが少なくなります。
定期的に少しずつ音量を上げていき、適切な音量で、適切な聞きとりができる状態へと変えていくことができます。

トレーニングを山登りに例えると…トレーニングを山登りに例えると…

トレーニングで大切な
2つのこと

常時、補聴器を付ける

常時、補聴器を付ける

トレーニング期間は、就寝中、入浴時以外の時間、
1日中補聴器をつけておきましょう。
装着時間が短いと、
『聞こえる脳』への変化がなかなか進みません。

3ヶ月続ける

3ヶ月続ける

トレーニングの最初は、少しうるさく感じます。
これは、『難聴の脳』になっていることの
証拠でもあります。
不快感は徐々に改善されていきますので、
トレーニングは少なくとも3ヶ月、継続しましょう。

院長先生院長先生

はじめは音に慣れずに不快になってしまうかもしれません。
しかし、補聴器でしっかりとトレーニングを続けていけば必ず『聞こえる脳』に変わっていきます!
途中で諦めずに補聴器をつけ続けましょう!

耳鼻科で補聴器の正しい調整を森口耳鼻咽喉科で行う検査とフィッティングの重要性耳鼻科で補聴器の正しい調整を森口耳鼻咽喉科で行う検査とフィッティングの重要性

フィッティングでは、補聴器の試聴以外にも、補聴器の効果の確認・補聴器の調整といったことを、
患者様一人一人に合わせて、医学的根拠をもとに行っていきます。
最終的に適切な補聴器を決定するためには、どちらも欠かせない工程です。

フィッティングフィッティング
診察 聴力検査

難聴の程度や補聴器の適合があるかしっかりと検査を行う

音の聞こえを調べる「純音聴力検査」、ことばの聞きとりを調べる「語音聴力検査」を行い、
難聴のタイプや程度を詳しく調べることが、適切な補聴器の選定に向けてのスタートとなります。

純音聴力検査

純音聴力検査

音の“大小”や“高低”を細かく設定し、患者様の聞こえの状態を詳しく調べます。聴力レベルは、「dB(デシベル)」という単位で表されます。

語音聴力検査

語音聴力検査

音の中でも“ことば”の聞きとりに注目して行う検査です。どれくらいの大きさの声を、どれくらい明瞭に聞きとれるかを調べます。

補聴器選択

求めるフィッティングの状態へ

フィッティングときくと、“試しに装着してみる”くらいの
様子がイメージされます。
しかし補聴器のフィッティングにおいては、
以下のような詳細なチェック・調整が行われる工程のことを
指して言います。

語音聴力検査

補聴器の調整と
音の確認

聴力検査の結果に基づき、補聴器を調整します。また、補聴器特性試験装置を使用し、実際に設定した通りの音が補聴器から発せられているかも確認します。

補聴器をつけて
聞こえの確認

補聴器を装着していただいた状態で音の聞こえの程度を調べ、さらに調整を加えます。基準に基づいた調整も大切ですが、「実際の聞こえ方」にはより繊細な調整が求められます。

補聴器をつけて
ことばの聞きとりの確認

補聴器を装着していただいた状態で“ことば”の聞きとりをチェックします。日常生活での使用を想定した、より実践的な聞きとりの状態を確認することができます。

院長先生

フィッティングは、きちんと整うまで何度でも繰り返し行います!
気になることがあれば、どんな些細なことでもご相談くださいね!

補聴器外来の流れ

院長先生

初診
(診察・聴力検査・診断)

まずは当院にご相談ください。日常生活でどういったお悩み・ご希望があるのかをお伺いします。
また、耳の病気などによる難聴ではないかを診察します。中耳炎、耳垢などによる難聴の場合には、その治療・処置できこえが良くなることもあります。
聴力検査により、純音聴力と言葉の聞き取りである語音聴力を調べ、補聴器の適合があるかを判断します。

検査代の目安

※スクロールで全体を表示します。

検査・手順 内容 価格例
(1割負担の場合)
価格例
(3割負担の場合)
標準純音聴力検査 一般的な聴力検査です 約400円 約1,000円
標準語音聴力検査 言葉の聞きとりの検査です 約400円 約1,000円
補聴器適合検査(1回目) 補聴器の効果を調べます 約1,300円 約3,900円
補聴器適合検査(2回目) 補聴器の効果を調べます 約700円 約2,100円
補聴器の選定

補聴器の選定

こちらからご紹介します認定補聴器専門店で、認定補聴器技能士が患者様の普段の生活に応じて補聴器を提案します。

補聴器の試聴・調整

補聴器の試聴・調整

実生活で補聴器を試してみる必要があります。補聴器専門店では技能士が提案した補聴器を貸し出しますので、日常生活の場で使用していただき調整を繰り返します。
耳型を採取してイヤモールドも同時に作成します。
調整後補聴器の特性を測定したり、装用効果を検査します。

補聴器の購入

補聴器の購入

8週間程度まで試聴していただいて最後に購入するかどうかの意思決定をしていただきます。

補聴器の種類

補聴器には、耳かけ型、耳あな型、骨導メガネ型、箱型(ポケット型)といった種類があります。
患者様の難聴の程度、年齢、ライフスタイル、ご予算に合ったものをお選びいただけます。

※スクロールで全体を表示します。

①耳かけ型 ②耳あな型 ③骨導メガネ型 ④箱型(ポケット型)
装着方法 耳にひっかける 耳の穴に収める 聴器一体型の
メガネをかける
(振動で音を伝える)
本体をポケットに入れ、イヤホンのように耳の穴に装着する
目立ちやすさ 比較的目立たない ほとんど目立たない メガネと一体のため
目立たない
目立ってしまう
操作性 細かな操作が必要 細かな操作が必要 細かな操作が必要 操作が容易
強い難聴への適応 対応できる 対応できないことが
ある
対応できる 十分対応できる

補聴器の医療費控除

2018年より、補聴器の購入にかかった費用も、医療費控除の対象になっています。
医療費控除とは、生計を共にする家族にかかった1年間の医療費が10万円を超える場合に、上限を200万円とする控除がうけられる制度です。翌年の住民税にも反映されるものですので、該当する方はぜひご活用ください。

所得金額が200万円以上の場合
所得金額が200万円未満の場合

※3:医療費の総額とは通院・入院費や、診療費・治療費、歯科費用等の合計です。

身体障害者(聴覚)の補聴器助成金もあります。お気軽にご相談ください。

アフターケア

アフターケア

認定補聴器専門店では購入後の調整・清掃・修理を行います。
並行して当院でも定期的な聴力検査・音場での補聴器装用効果・補聴器特性の測定などを行っていきます。

難聴と認知症・難聴と
耳鳴りの関係

難聴と認知症、難聴と耳鳴りは、それぞれ密接な関係にあります。
心身において長く健康を維持するため、楽しく人生を歩んでいくために、

難聴は認知機能低下の危険リスクになる!?
社会的孤立による認知症リスクが上がる可能性も

難聴は認知機能低下の危険リスクになる!?社会的孤立による認知症リスクが上がる可能性も

難聴は、糖尿病や肥満などと同様に、認知機能低下の危険因子の1つに数えられる症状です。
また、何度も聞き返してしまう、話についていけないといったことから、会話や外出に抵抗が生じ、社会的な孤立に陥るケースも少なくありません。難聴の方が必ず認知症になるというわけではありませんが、このような危険因子が重なることで、認知機能の低下が進む可能性は高いと言えます。
また反対に、補聴器の使用などにより早期介入することで、脳への刺激を維持し、認知機能低下を防げる・遅らせることができるといったことが期待できます。

難聴も耳鳴りも蝸牛障害による症状!

難聴も耳鳴りも蝸牛障害による症状!

音は耳の穴から入って振動として奥へと伝わり、それが“蝸牛”で電気信号に変換されて、脳へと伝わり、「聞こえた」と認識します。老人性難聴の場合、この蝸牛に障害をきたしているために、振動を電気信号に変えることができなくなります。そしてまた、耳鳴りも蝸牛障害を原因として現れる症状です。 耳鳴りがあるという方は、気づかないうちに難聴をきたしている可能性があると言えます。難聴と耳鳴り、どちらかでも症状を自覚されている場合には、お早目にご相談くださいますよう、お願いします。

院長先生

耳鳴りの治療の1つとして『補聴器』を使用することもあります。
補聴器を使って電気信号を増やして、脳の過度な興奮を抑えます。
耳鳴りでお悩みの方も一度、当院までご相談ください。

補聴器

Q&A

補聴器は必ず両耳につける必要がありますか?

必ずではありませんが、左右の聴力に差があまりない場合や言葉の聞き取りに左右差がない場合には両耳につけたほうがよく聞こえます。音源がどこにあるか方向性がわかります。

補聴器のお試し使用はできないのでしょうか?

ふつうはすぐに購入とはならず認定補聴器技能者の推薦する機種を貸出してもらって8~12週程度調整を繰り返します。日常生活の中でできるだけ使っていただいてベストな調整の状態になった最後に購入するかどうかを決めていただきます。

補聴器を装着したまま電話をかけてもいいのでしょうか?

補聴器をかけたまま電話ができるのですが、マイクのある位置に電話の受話器を持っていく必要があります。

現在母が使用している補聴器は雑音がひどく、会話が聞こえづらいと言っているのですが、早めに交換した方がいいでしょうか…

まずは今の補聴器の調整がうまくいっているかどうかを検査する必要があります。今の補聴器の調整がうまくできていたなら、まだ補聴器にお母さまの脳が追い付いておらず、慣らしていくためにできるだけ長い時間補聴器をつけている必要があります。補聴器をつけるということは脳のリハビリと考えていただいたほうがいいですのですぐによく聞こえる状態にはなりません。当然聞こえる補聴器になるためには雑音もいっぱい入ってきます。ただ補聴器の出力が上がらないようであれば買い替えになります。

補聴器は何年ぐらい使用できるのでしょうか?

約6年程度ですが、10年以上持つこともありますし5年で不具合が出ることもあります。

補聴器は高額なイメージがあって購入するのをためらっているのですが、通販などの安い補聴器だと効果はないのでしょうか?

通販のものは補聴器ではなく拡声器です。個人の聴力の特性に合わせたものではありませんので、役に立つ場合と立たない場合があります。補聴器は個人の聴力の形や言葉の聞き取り具合に合わせて調整を行ったものです。

補聴器の相談は予約が必要ですか?

初診の内容にかかわらず予約ができますので、お取りいただいたほうが待ち時間が少なくなります。検査の内容によって再診時に予約させていただきます。

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