院長コラム

2017.07.21

夏休みに舌下免疫療法をはじめましょう

海の日も過ぎ子供たちはもうすぐ夏休みです。梅雨明けは済んだのでしょうか。
今年も夏風邪の一つ「手足口病」が流行しましたが、夏休みで感染の拡大はおさまるでしょう。
変わらず持続的に流行しているのが、「おたふくかぜ」です。潜伏期間が3週間と長いため夏休みになってからでも発症することが考えられます。
この間に流行が途切れることを祈っています。
そしてこの時期になりますと、花粉症もすべておさまり、通年性アレルギー性鼻炎の方もある程度落ち着いてきているのでないでしょうか。
12歳以上の方にとってはこのタイミングが根本治療である舌下免疫療法開始のチャンスです。スギ・ダニとも舌下免疫療法開始に当たっては、初回に説明と服用後30分の経過観察で1時間以上の診察時間がかかります。
その後1週間目と2週間目に経過観察の診察が必要です。部活や塾で忙しい人も夏休みなら何とか時間が取れるのではないでしょうか。
3回目の診察時には1か月分の薬を処方します。その後は月に1回の受診で大丈夫です。3か月ほど経過して問題なければシーズンに入るまで薬のみでも可能です。
また成人の方で時間が取れない方のために今月より遠隔診療をはじめました。スマホで診察・会計が完結でき、処方箋は郵送させていただきます。
仕事や育児でお忙しい方はぜひ一度ご相談ください。受付窓口にて説明させていただきます。
お盆休みは8/14(月)から8/19(土)までです。8/21(月)より平常通り診療いたします。ご理解のほどよろしくお願いいたします。