院長コラム

2026.02.02

スギ花粉症初期療法

節分と立春の時期です。春はまだまだという寒い気候が続いています。それでもスギ花粉症は確実にやってきますので、やはり対策が必要です。スギ花粉の飛散量は地域(東北など)によって大量飛散が報道されていますが、大阪では例年並みかやや多い程度で昨年よりは若干減少する見込みです。それでも毎年きっちり症状の出る方は決まった対策が必要です。
今年は220日前後に飛散開始と考えていますので、例年通り2月14,15日ごろから抗アレルギー薬の内服を始めてください。点眼薬も出勤前、登校前には使用して家を出てください。可能であれば、帰宅前に職場または学校を出る前にもう一度点眼薬を使用してください。鼻ステロイド噴霧薬も朝家を出る前に噴霧して出てください。これらの3剤は何の症状がなくても使用を続けてください。
1日でも薬が抜けて花粉を吸入し症状が出現すると、翌日からは、飛散量がごく少量(百分の一程度)でも酷い症状が出現してしまうことになります。このプライミング効果を起こさないために初期療法を行っていきます。それでも症状がひどくなる方は、治療法がないわけではありません。IgE抗体療法など注射にはなりますが、強力な治療法もありますので、一度受診してご相談ください。まずは抗アレルギー薬の準備をしてください。