GWが終わりました。スギ花粉は4月上旬に、ヒノキ花粉は4月下旬に飛散終了しています。
現在花粉症状が出ている人は、イネ科花粉による症状です。4月中旬からスギヒノキ花粉ほどの飛散量はありませんが、ダラダラと梅雨入りまで続きます。カモガヤ、オオアワガエリの抗体を持っていて生活圏の中に河川敷の含まれている方は確実に症状が出ますので対策として、通勤・通学または犬の散歩経路を変更するか、不可能なら抗アレルギー剤を飲み続けるかです。
スギヒノキ花粉のように一気に大量飛散することはないので、毎日薬を飲んでいれば症状の出現は抑えられます。
アレルギー症状であるかどうかはっきりしない方は早めの受診をお勧めいたします。血液検査にて確定診断を行います。普通梅雨入りまでの内服で十分ですが、重症の方は梅雨明けまで継続してください。7月下旬ごろまで症状が続きます。特に河川敷でスポーツをする子供たちは7月下旬ごろを目安にしてください。
スギヒノキで痛い目にあった方は、舌下免疫療法を始めますので、通常の予約枠ではなく、舌下免疫初回枠を電話にて予約してください。朝8時40分から10時ごろまでかかりますが、説明と初回投与と30分の経過観察後の帰宅となりますので余裕のある時を予約してください。
よろしくお願いいたします。
2025.05.08