院長コラム

2022.11.07

オミクロン株対応ワクチン

11月に入って気温が下がり、木々の色づきも見られるようになりました。
驚くほど多くの方が罹患した第7波は完全に収束しないまま再び感染者の増加が認められています。

ゼロコロナではないため、政府の対策もすべてが緩和方向に舵を切り、ウィズコロナとなりつつあります。その中でオミクロン株への置き換わりが進んで、一度罹患した方も1~2か月後に再度同様の症状が出現するような症例が増えており、再感染再燃化が起こっているものと考えられます。そこに第8波がやってくるものと思われます。やはり感染拡大防止のためには、今までの感染対策とワクチン接種が重要です。今月からはオミクロン株対応の2価ワクチンを打つことができるようになっています。まだ3・4回目を打ってない方もオミクロン株対応ワクチンを選んでいただければ重症化予防・感染予防・発症予防の効果が期待できるものとされています。
今までに4回接種を受けた方も5回目は2価ワクチンですので効果が期待できるものと考えられます。インフルエンザの流行も同時期であるためこちらもワクチン接種が必要ですが、接種間隔に縛りがないためいつでもどちらからでも打つことが可能です。インフルエンザ以外のワクチンとは2週間の接種間隔をあけることとされています。
今のところこのワクチンの接種者は6%以下ですので空いている今の時期に早く受けていただくことが望ましいと思われます。