院長コラム

2022.04.06

ヒノキ花粉飛散

満開の桜もそろそろ散り始め、新年度で人流も徐々に増加しているようです。それに応じて減りきらなかったコロナ感染がまた上昇に転じてきそうな感染者数となっています。
3回目のワクチン接種率が伸びず、副作用を敬遠してか保留にされている方も多いようです。接種券を手元にお持ちの方はぜひ今の間に受けていただくことをお勧めします。今できることは感染回避ワクチン接種です。これらが徹底できなければいつまでたってもまん延防止措置を受けるような中途半端な状態が続きます。

さて花粉症はスギ花粉がほほ終焉を迎え、ヒノキ花粉の飛散が最盛期となっているようです。
グラフは茨木保健所の4月4日でのデータです。


昨年と比較するとずいぶん少ないようですが、あと2週間程度は飛散が続くと考えられます。
1度激しくくしゃみ・鼻水の発作が起こってしまった方は、花粉の量に対する閾値が下がってしまっていますので、ごく少量の花粉でも大量飛散の時と同じように発作が起こります。やはり十分な対策が必要です。
内服・点鼻・点眼を症状にかかわらず継続していただくこと、換気に注意すること、洗濯物を外に干さないなどの工夫はしていただくことが重要です。
昨年、今年と花粉症に懲りた方は5月からアレルゲン免疫療法という根本治療を行いますので、ぜひご参加ください。