院長コラム

2022.01.12

オミクロン株

皆様新年あけましておめでとうございます。
年末よりオミクロン株感染者が急速に増加して想像を超える感染者数となっています。オミクロン株は肺炎症状を起こす人は少ないようですが、感染者が30歳以下の人が多く免疫状態の弱い高齢者はどうなるのか、不明な点もあります。主に咽頭痛などの上気道炎症状が主体ということで、もともと上気道炎症状の受診の方が多い耳鼻咽喉科では鑑別の方法はありません。発熱している方は周囲の状況からご自分で疑って検査施設でPCR検査や抗原検査を受けてから受診してください。潜伏期間はデルタ株よりずいぶん短く3日程度のようです。

耳鼻咽喉科では、中耳炎、副鼻腔炎、扁桃炎、喉頭炎には診断をつけて治療いたしますが、単なる上気道炎の方は症状によっては治療より新型コロナウイルスの検査を受けていただくことになります(検査は当院では行っておりません)。できるだけ積極的に検査施設で自ら検査を受けてください。お願いいたします。
花粉症に対するレーザー治療が始まっていますので、ご希望の方はできるだけ早く受診していただき治療日を確保してください。治療日は2月5日までとなります。
例年時間切れになる人がいますので、十分ご注意ください。よろしくお願いいたします。