院長コラム

2021.11.12

秋花粉症・ダニアレルギー

 緊急事態宣言が明け、徐々に日常を取り戻しつつあるようです。感染症への罹患もコロナ前に戻りつつあるようで、大人も扁桃炎、副鼻腔炎、喉頭炎など以前の生活ならではの疾患に遭遇しています。ただ新型コロナウイルスが収束したわけではないので、まだまだ油断なりません。注意深く日常を徐々に取り戻していく必要があります。

そんな中で朗報は軽症者に対する内服薬の登場です。年明けには出てきそうですが、治療薬ができることがアフターコロナへの第一歩と言えましょう。また花粉症・アレルギー性鼻炎症状の方も今年は多く、花粉はブタクサ、ヨモギ花粉症で、ダニの死骸に対するアレルギー性鼻炎の症状が強いようです。いつまでも風邪かアレルギーかわからない鼻汁が続いている方は、早めに原因を確定してください。アレルギーと思っていても副鼻腔炎であったり、風邪と思っていても花粉症であったり、自己判断では間違いもありますので正確な診断を受けてください。

秋には多くの方が、感冒様症状を経験し、長引けばアレルギーを疑うこともあります。ご自分のアレルギーについてご存じない方は、一度血液検査でしっかりと把握しておくことがのぞましいでしょう。

初診の方は、当日に限りご自分で予約を取ることができますので、予約の上、ご来院ください。