院長コラム

2021.05.10

イネ科花粉症

3回目の緊急事態宣言下のGWが終わりました。GW前にはヒノキ花粉の飛散が終了したのと同時にイネ科花粉が飛散しはじめました。
イネ科花粉とはカモガヤ・ハルガヤ・オオアワガエリに代表される雑草の花粉です。北河内では淀川河川敷や田畑の周辺、空き地や広場の雑草です。スギやヒノキほど遠方からの飛散はないためイネ科植物の生息地へ近づかないようにすることが最も重要です。
時期はGW前後から正確には梅雨明けまでですが、梅雨に入ると比較的花粉量は減って症状も軽減するので6月中旬ごろまででしょうか。河川敷では多くの子供たちが野球やサッカーなどのスポーツを楽しんでいます。もしイネ科花粉症に罹患していたらスポーツどころではなくなります。

2~3シーズン経験することでイネ科花粉に感作されて症状が出現することになります。もし風邪もひいていないのに河川敷で鼻水・くしゃみ・夜寝る頃の鼻づまりが起こるようになれば、すぐに耳鼻科を受診していただいて確定診断のため血液検査を受けてください。確定すれば事前に抗アレルギー薬を服用して野外活動を行っていただきます。事前の服用である程度症状の緩和を得ることができます。
それでもひどく症状が出現する場合でスギ・ヒノキの抗体もある場合には、生物学的製剤などの使用もできる可能性がありますので、早めにご相談ください。