節分の昨日は10都市に対し緊急事態宣言の延長が発表されました。
立春の本日、新型コロナウイルス制圧に関しての春はまだまだといったところでしょうか。
今月に入りスギ花粉症の予防のために受診される方が多くなりました。毎年スギ花粉症に悩んでいる方は少し早めに内服を始めることが望ましいと考えます。すでにちらほら花粉が飛んでいるのですが、毎日1㎠あたり1個以上の花粉が飛び始める花粉飛散日は2月20日頃の予想ですので、2月14日には内服薬を開始していただくことが必要です。まだ手元に薬をお持ちでない方は早く準備してください。
今年はスギ花粉が昨年より多く飛ぶことが予想されています。平年よりは少ないようですが、花粉を吸入することでくしゃみ・鼻水が出て鼻や口を触る機会が増えます。むやみに触ると新型コロナウイルスに感染する機会を増やす可能性があり、そのあたりの注意が必要です。
例年の舌下免疫や内服などの治療で十分な効果を得られない方にはゾレア®という皮下注射による治療法も選ぶことができます。花粉飛散後、症状が重い方は舌下免疫や内服による治療中であってもすぐに受診していただき、血液検査でIgE抗体の量を測り注射薬の投与量を決めることができます。
例年の治療法で十分な効果が得られない方はご相談ください。