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2015.06.30

難聴解説50回目

長い間、騒音環境の下で勤務をされた方は、両耳とも4000Hzの聴力低下が著明になり、C5-dipと呼ばれるオージオグラムであらわされます。いわゆる慢性の騒音性難聴です。普通両耳とも同程度の聴力低下です。ロック難聴やディスコ難聴と呼ばれていた急性騒音性難聴は2000、4000Hz位の1周波数であることが多いようです。慢性のものは治りませんが、急性のものは治療により回復することができます。